5分でわかるFX

FXとは

FXというのは「Foreign Exchange」の略称のことで、外国通貨を売買することによって利益を上げることができる投資の一種(外国為替証拠金取引)です。


「外国通貨を売買する」というと少し難しいように感じるかもしれませんが、簡単に言うと外国通貨との「両替」をすることだとお考えください。海外旅行に行くとき、空港や銀行で日本円を外貨へ両替し、帰国後、再び外貨を日本円に戻しますが、基本的な原理はこれと同じです。

取引の仕組みと利益が発生する仕組み

FXでは取引通貨のレート(その通貨の価値)の変動を利用して利益を上げていくのですが、その通貨の価値が上がる時は「買い」のトレードをすれば利益が発生し、その通貨が下がる時は「売り」のトレードをすれば利益が発生します。
つまり、通貨の価値が上がる時も下がる時も儲けのチャンスになり得るということになります。

どう言うことか図を使って説明をしましょう。

買いトレードの場合

まずは「買い」トレードと呼ばれるトレードの場合でご説明します。
例えば1ドル=100円の時に1万ドル買ったとします。

その後、ドルのレートが上がり(円安になり)1ドル=101円になった時にドルを売りました。すると1ドルに対してその差額分、つまり1円の利益、今回は1万ドル買っている訳ですから1万円の利益となります。



売りトレードの場合

逆に、「売り」トレードと呼ばれるトレードの場合、例えば1ドル=100円の時に1万ドル売ったとします。
その後、ドルのレートが下がり(円高になり)1ドル=99円になった時にドルを買いました。すると買いの時と同様に差額分の利益が発生しますので1万円の利益となります。



外貨預金とFXの違い

外貨預金とFXはどちらも同じ為替取引なのではないかと思われている方もいらっしゃるかもしれませんので、まずはこの二つの違いを説明しましょう。

外貨預金とは

外貨預金というのは、その名の通り、自分のお金をそのまま外貨に換えて銀行に預金をすることを言います。例えば、100万円を持っていて、これをドルに換えて預金する場合、その時のドルの取引レートを基に100万円と同じ価値分のドルを銀行に預金することになります。(実際はここからさらに手数料が引かれます。)

海外は日本に比べ金利が高い国がほとんどですので、自分の資産を日本円として銀行に置いておくよりも、外貨として置いておいた方が金利が多く付き、これが外貨預金を行う際の利益となります。また、外貨に換えた後、円安になれば当然その分の為替差益も利益となります。

FXとは

FXというのは、このページの初めにお伝えした通り《外国為替証拠金取引》のことですので、単なる預金ではなく、証拠金(取引の際の保証金)を元手に、外貨を売買し、為替差益や利息を得る方法になります。



さて、それでは次に外貨預⾦とFXを⽐較してみていきましょう。

レバレッジの有無

まず、1つ⽬にこの⼆つの⼤きな違いとして、レバレッジの有無があります。

■レバレッジ(leverage)とは

投資に⾃⼰資本を元本として資⾦調達を⾏い、取引額を⾃⼰資⾦以上に引き上げることです。レバレッジを直訳すると「てこ」や「てこの原理」と訳されることが多いです。正しい⾔い⽅ではありませんが、レバレッジは「お⾦を担保にそれ以上のお⾦を借りてトレードする」という取引⽅法だとイメージしていただくと、わかりやすいと思います。

FXは取引を行う場合、証拠金の25倍までの取引を行うことが可能ですので、小額からでも取引ができますが、外貨預金は単なる「預金」ですので、当然レバレッジはかけられません。お金の形が円から外貨に変わっただけで価値自体は変わっていないですからね。

そのため、外貨預金はある程度大きな資金で行わないと金利がついても微々たるものになってしまうため、小額からでは少し厳しい面があります。

取引方法の種類

2つ目の違いは、取引方法の種類についてです。
FXでは前述したように「買い」と「売り」の両方の取引が可能です。これはつまり価格が上がる場面でも下がる場面でも(円安でも円高でも)、利益を生み出すことが可能だということです。

一方、外貨預金は日本円を外貨に換えるだけですので、FXで言う「買い」の取引しかできません。そのため、外貨に換えた後、その通貨の価値が上がれば(円安になれば)その分利益が取れますが、通貨の価値が下がれば(円高になれば)その分損が膨らむことになります。

手数料の違い

3つ目の違いは手数料の違いについてです。

例えば、三菱UFJ銀行を例に挙げると、外貨預金をする場合《1ドルに対して1円の手数料》がかかります。仮に1万ドル分の預金をするのであれば、1万円の手数料がかかることになります。
一方FXでは、平均的な手数料は1ドルに対して0.3pips(「ピップス」または「ピプス」と読む)で、1pipsは基本的には1銭と同じ価値ですので、0.3pips=0.3銭となります。つまり、ドルを1LOT(1万通貨)取引する場合(1万ドルの取引をする場合)、30円の手数料で済みます。

同じ1万ドルの取引をしているのに、外貨預金では1万円の手数料がかかり、FXではたったの30円です。外貨預金の手数料がいかにに高いかよくわかりますね。

大きな違いをいくつか挙げましたが、外貨預金とFXにはこれだけの差があることをご理解いただければと思います。

FXのメリット

FXは少額からトレードが可能

「投資」という言葉を聞くと、最初にある程度資金がないと出来ない、お金持ちがやっているもの、などと言う印象をお持ちではないでしょうか。
確かに投資の中には始めるのに大きな額が必要なものもあるかもしれません。ただFXに関しては1通貨単位(ドルですと1ドル)から始められる証券会社もあるのです。

たった1ドルからでも取引が可能だと聞くと、もの凄くハードルが低いと思いませんか?もちろん最初から大きなリターンを得ようと思ったらある程度の資金は必要です。ただ、少額からでも資産運用を始め、少しずつコツコツとお金を増やしていきたいと考えているのであれば、FXはあなたの望みを叶えてくれるものとなるでしょう。

さらに、FXでは儲かった分を次の取引の際の元金として考え、段々に取引量を増やして行く複利運用が可能ですので、たとえ初めは少額からのスタートであっても、長期的に見ると大きなリターンを得ることが出来るのです。

また、FXにはレバレッジと言うシステムがあり、そのレバレッジをかけることによって、自分のお金の何倍もの取引(日本では最大25倍)を行うことが出来るので、資金が少ないことが参入の障害になりにくいのです。

スマホやタブレットを使って気軽に取引が始められる

現代ではFXの取引をするのにいくつものモニターやハイスペックパソコンなどは必要ありません。スマホやタブレットなどに無料でインストール出来る「アプリ」を使えば、大掛かりな装置も面倒なやり取りも不要で、アプリを開いてチャートを見て相場状況を確認したり、ボタン一つでいきなり取引開始が可能なのです。

一昔前はトレードというと、必ずパソコンが必要でしたので、なかなか気軽にできるものではありませんでしたが、今はスマホ一台でいつでもトレードが出来るのです。また、日本の携帯電話はWi-Fiさえあれば、海外でも使用可能ですので、世界中を旅をしながらトレード行うことも出来ます。

仕事や旅行で海外に行く時でもWi-Fiを用意しておけば、普段と同じように取引が行えます。スマホさえあればあれば、場所も時間も気にせずどこでもトレードが出来る、これがFXが副業として人気である大きなポイントなのです。

24時間取引ができ、生活スタイルに関係なく資産形成

FXは株などと違って取引市場が平日は24時間開いておりますので、ご自身の生活スタイルに合わせてトレードをすることが可能です。

日中は仕事でなかなか時間が取れないサラリーマンの方であれば、仕事が終わった後、家に帰ってから取引を始めることが出来ますし、朝晩が家事で忙しい主婦の方であれば、お昼時のスキマ時間などに取引を行うことも可能です。

家でご両親の介護をしながらトレードをされている方もおりますので、時間の縛りが無く、好きな時に取引を行うことが出来るのがFXの大きなメリットと言えるでしょう。



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